CINEMA『スモーク』
『スモーク』/ウェイン・ワン監督(1995/10)
何年ぶりだろう。
封切りではなく、名画座かなにかで見たから9年くらいまえに一回見ている。
大分思い違いをしていた。ハーヴェイ・カイテルの監督作品だと思い込んでいた。
『パルプ・フィクション』を見た直後か何かで、彼目当てで見たんだと思う。
原作はポール・オースターの『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』。
14年間毎朝同じ時間に同じ街角で写真を撮り続けているタバコ屋の店長オーギー。
4000枚以上になるその写真を見て、常連客である作家のポールは「同じ写真ばかりだ」と言う。最初に見た時、私もそう思ったけど、今は違う。同じ写真なんてあり得ない。
この二人と黒人少年ラシードの3人を軸に話は展開して行く。
派手さはないけども、じんわりとした物語。
最後のエピソードは泣ける。10年前は流れなかった涙が落ちた。
「秘密を分かち合えなかったら友達とは言えないだろ?」
というオーギーの言葉とハーヴェイ・カイテルの表情が印象的。
最後のモノクロ映像のバックの曲がトム・ウェイツだったと初めて知りました。
あまり同じ映画を二度見る事はないけど、時間が経って見ると
新しい発見があっておもしろいですね。
何年ぶりだろう。
封切りではなく、名画座かなにかで見たから9年くらいまえに一回見ている。
大分思い違いをしていた。ハーヴェイ・カイテルの監督作品だと思い込んでいた。
『パルプ・フィクション』を見た直後か何かで、彼目当てで見たんだと思う。
原作はポール・オースターの『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』。
14年間毎朝同じ時間に同じ街角で写真を撮り続けているタバコ屋の店長オーギー。
4000枚以上になるその写真を見て、常連客である作家のポールは「同じ写真ばかりだ」と言う。最初に見た時、私もそう思ったけど、今は違う。同じ写真なんてあり得ない。
この二人と黒人少年ラシードの3人を軸に話は展開して行く。
派手さはないけども、じんわりとした物語。
最後のエピソードは泣ける。10年前は流れなかった涙が落ちた。
「秘密を分かち合えなかったら友達とは言えないだろ?」
というオーギーの言葉とハーヴェイ・カイテルの表情が印象的。
最後のモノクロ映像のバックの曲がトム・ウェイツだったと初めて知りました。
あまり同じ映画を二度見る事はないけど、時間が経って見ると
新しい発見があっておもしろいですね。
by pea19
| 2005-05-23 22:27
| 趣味