N. G. Place

book♪「拾った命の使い道」

夕刊の紹介文を読んだだけで泣けて、
どうしても買わなくてはと次の日に書店に行った。
生憎在庫がなく取り寄せてもらい手元に来たものの、
電車内で読む気になれず、今日に至った。

紙に関わる仕事をしている。
311の時、紙の調達が困難かもしれない、
と製作部の部長が顔を曇らせていた事を思い出した。
しかし色々と現場が手を尽くしてくれたおかげか
何事もなかったかのようにまわっていた。

まわっていると思っていた、というのが真相のようだ。
8号機の復活の話だけでも本は成立したと思われるが、
敢えて他のエピソードも挿入し、ただの美談で終わらせまいとしている。
震災から時間が経ったからこそ話せる話、話せない話。
心の傷は計り知れない。

「これは駅伝だと思いました」

まず半年で1台マシンを動かすという作業を、
どんなに困難でも次の走者にたすきを渡さなければならない
過酷な長距離走に例えている人がいた。
そのたすきが私のところにも来た気がしている。
できるだけ多くの人が手に取って、たすきを受け取ってほしい。

♪『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』/佐々涼子(早川書房)
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by pea19 | 2014-07-20 20:30 | 趣味 | Comments(0)

N. G.なもの・人・場所を記録しておいて、近寄らないようにしたい。
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