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N. G. Place

幽霊画

幽霊画でひんやり
「近代落語の祖」と呼ばれ、幕末から明治にかけて活躍した三遊亭円朝らの幽霊画コレクションの一般公開が、圓朝の墓のある台東区谷中5丁目の全生庵で開かれている。
幽霊画の基本になったとされる円山応挙の作品など掛け軸44幅が展示され、肌寒さを漂わせる。31日まで。
朝日新聞050811

圓朝まつり@全生庵で展示されている幽霊画を見に行く。




応挙の幽霊画は有名で、いつか見てみたいと思っていた。
実際に見てみると、表装が描表装だったりえらく質素で驚いた。
幽霊にしては穏やかで品のある顔つき。恨みのある顔ではないように思われた。
他に鰭崎英朋、高橋由一の筆と言われている幽霊画が良かった。
故・円朝の収集した幽霊画の他に、故・小さんの寄贈した絵も展示されていた。
落款の全てが「晴雨」とあったので、伊藤晴雨だろう。
責め絵で有名な画家だけど、幽霊画はすこし筆が早いような気がした。

幽霊画の他にも、仏画が何点か。
法隆寺の壁画の模写等の中に、一点気になる絵が。
落款から多分古径さんだと思う。仏頭か人形の首。
小さいけど、すっきりした良い絵でした。

伊藤晴雨



by pea19 | 2005-08-11 23:16 | 趣味

N. G.なもの・人・場所を記録しておいて、近寄らないようにしたい。
by pea19

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