秋子誕生
なんだか自分の中で、最近別の感情(人格?)が生まれている気がする。
秋に生まれたから「秋子」だ、と友達と笑って話してたら
昨日読んでいた久世さんの本に「秋子」という名前を見つけて驚いた。
それは「名前の匂い」というエッセイの中でだった。
今の時代「秋子」という名前は古風と呼んでいいと思うし、
そう行き当たらない名前だと思う。
それにしても「名前の匂い」とは、久世さんらしい艶っぽい言い回しだと思った。
私の本名は、なんというか少しかわいらしいんである。
高校時代、同じ部活だった男子から
「それ、年取ったら変だから、婆さんになったら改名しろよ」
と言われたことがある。
この年頃の男子は得てしてデリカシーがない。
言った本人はきっと忘れてる。
私は一生忘れないわよ(笑)
秋に生まれたから「秋子」だ、と友達と笑って話してたら
昨日読んでいた久世さんの本に「秋子」という名前を見つけて驚いた。
それは「名前の匂い」というエッセイの中でだった。
人の名前には匂いがあると思う。温度のようなものもあるような気がする。もっとも、それは単に名前の文字からだけ来るものではなく、名前にはかならず顔がついているからそう思うのかもしれない。私の知っている「秋子」という名の人は、どの人もつつましく涼しげだし〜それは、よく言われることだが、自分の名前と長年寄り添って暮らしているうちに、人の方から名前に近づいて行くからなのかもしれない。〜
『触れもせで』/久世光彦
今の時代「秋子」という名前は古風と呼んでいいと思うし、
そう行き当たらない名前だと思う。
それにしても「名前の匂い」とは、久世さんらしい艶っぽい言い回しだと思った。
私の本名は、なんというか少しかわいらしいんである。
高校時代、同じ部活だった男子から
「それ、年取ったら変だから、婆さんになったら改名しろよ」
と言われたことがある。
この年頃の男子は得てしてデリカシーがない。
言った本人はきっと忘れてる。
私は一生忘れないわよ(笑)
by pea19
| 2005-10-16 23:26
| 日々