CINEMA♪「あなたもいつか私を忘れる。絶対に」
『セントラル・ステーション』/バルテル・サレス
私の「心のふるさと」ブラジル(ホントかよ)の映画。
リオの中央駅で「代筆業」を営むドーラは中年の独身女性。ひょんなことから母を亡くした少年ジョズエを父親のもとに送り届ける旅に同行することになる。
ブラジルでの識字率の低さや、臓器売買など社会的な問題もちらちらと見え隠れする。お互い人をやすやすとは信じない二人だが、道中、頑になっていたお互いの心がほぐれて近づいていく様子がすばらしい。途中から、無一文のジョズエを仕方なく助けているつもりが、実はドーラが助けられていることに気付く。人に期待をすることをあきらめてしまった女性が、今まで得る事のできなかった母性と女性(?)を取り戻し、新しいワンピースに袖を通し化粧をしてバスに乗るラストシーンが清々しい。
設定的にまあ、身につまされる映画でもありましたが。単純に手紙っていいなと思いました。面と向かって言うには照れるけど、文字にして伝えたい想いがあるっていうのはいいことです。
どうでもいいけど、ジョズエがジュリエット・ビノシュに似ていると思ったのは私だけでしょうか。
私の「心のふるさと」ブラジル(ホントかよ)の映画。
リオの中央駅で「代筆業」を営むドーラは中年の独身女性。ひょんなことから母を亡くした少年ジョズエを父親のもとに送り届ける旅に同行することになる。
ブラジルでの識字率の低さや、臓器売買など社会的な問題もちらちらと見え隠れする。お互い人をやすやすとは信じない二人だが、道中、頑になっていたお互いの心がほぐれて近づいていく様子がすばらしい。途中から、無一文のジョズエを仕方なく助けているつもりが、実はドーラが助けられていることに気付く。人に期待をすることをあきらめてしまった女性が、今まで得る事のできなかった母性と女性(?)を取り戻し、新しいワンピースに袖を通し化粧をしてバスに乗るラストシーンが清々しい。
設定的にまあ、身につまされる映画でもありましたが。単純に手紙っていいなと思いました。面と向かって言うには照れるけど、文字にして伝えたい想いがあるっていうのはいいことです。
どうでもいいけど、ジョズエがジュリエット・ビノシュに似ていると思ったのは私だけでしょうか。
by pea19
| 2006-05-08 22:43
| 趣味