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N. G. Place

藤ROCK06_一日目

藤ROCK06_一日目_c0002390_23191328.jpg「始発で行きます」と悲痛な顔でsahは言った。そこまでしなくても…と思いつつ、荷物も多いしラッシュに当たったらキツいので6時半に東京駅で待ち合わせ。待ち合わせ場所の新幹線改札で到着したまさにそのとき不吉なアナウンスが。「信号故障のため、上越新幹線は運転を見合わせております」きゃーん。sahと落ち合って、とりあえずホームに上がって列に並ぶ。入船してきた電車に乗り込み待つ事一時間弱で、やっと出発。幸運にも私たちは座れたのでよかったけど、後から後から人が乗り込んできて自由席は乗車率150パーセントくらい(当社比)。結局9時前くらいに越後湯沢駅着。当然シャトルバスは長蛇の列。ひたすら並んでいると、窓の外に燕が沢山舞っていた。sahに言うと、「ああ、雨の降る日は虫が下に来るから鳥も下に来るっていう話ですよ」…なんて事言うだ。。




やっとこさシャトルバスに乗り込み会場着は11時半をまわっていたと思う。リストバンドを引き換えて、会場入り。とりあえず腹ごしらえでしょう、とモチ豚とビールを買って乾杯。これがえらくうまーい!二人ともすごい良い顔してたと思う(笑)。私はハイネケンには借りがあるので、フェスではこれしか飲まないと決めている。さて、今回は何杯飲めるでしょう?

遠くから聞こえるフュージョン系の音がえらくかっこいい。グリーンに着いて折り畳み椅子でちょこんと座ってビールを飲みつつThe string cheese incident を聞く。終わってからグリーン後方の空いている所にシートを敷いてFlogging Mollyを見る。一息ついたところで山登り。heavenにてsahのリクエスト加藤登紀子さんを見る。バックの人がうまかった。

Avalonに移動してtrashcan sinatras待ち。到着すると、すでにステージには男の人が立ってギターを弾きながら唄ってる。焦って良く見ると、サウンドチェック中らしい。普通に唄ってました。歌が好きでしょうがない感じが好感度大。どうやらこれがトラキャンのボーカルさんらしい。トラキャンは予習しなかったバンド。蔦屋で借りようと思ったらCCCDだったので止めたのだった。なのでバンドに関する情報は全くなし。Avalonでのステージはアコースティック・セット。わらわらとステージに入ってきたのは4人。ギター3人とperc.とベースレスで不思議な編成。でも始まってみると、ボーカルの声は好みだし、メロディーもきれいで超好み!トラキャンに撃ち抜かれた私はTシャツを買うためにグリーン横のgoods売り場に並ぶ。売り場にたどり着いてからここには売ってない事を知る。きゃーん。気を取り直してRedへ向かう。

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Redガラガラ…。どうしよう、と思いつつ前の方で座って待つ。始まる頃にはほどよく混んでいた。R. J. Manning Jr.登場!ちっちゃい!素肌に革ジャンかあ…と思いつつ演奏が始まると引込まれる。今回直前に聞き込んでいたロジャーの新譜。メロディーの良さもさることながら、これでもかと繰り出されるコーラスがコーラス・フェチの私には堪らなかった。これがライブではどんな風に再現されるんだろう、と期待半分不安半分だったのだけど、そんなものは吹き飛ばされました。サポートメンバーのベース、ギター、ドラム全員がコーラスを取り、それが全く迷いのない完璧なハモリで感動。CDの再現ではなく、ライブならではの臨場感のあるすばらしいライブでした。見ていた位置も良かった。前の方でみんな笑顔・笑顔・笑顔。ああ、こういう音楽が好きな人がこんなにいっぱいいる、と思うだけでこちらもハッピーな気持ちに。大好きな「Wish it would rain」の時は両手を挙げました。だって部屋で聞いてる時だって両手挙げてるし(バカ)、ライブで挙げない訳ない!途中から隣の男性がつられて一緒に手を挙げていたのもうれしかった(笑)。MCはほとんど分からず…。でも東京と大阪でショウをやります、と言っていたような。

藤ROCK06_一日目_c0002390_2322119.jpgしあわせな気分のまま、しばらくRedにて一日目だけ参加の友達を待つ。いつか行き会うと思っているうちに暗くなり、これは会おうと思わないと会えないことに気づいたため。藤の会場は結構広い。。無事に友達に会う。朝、開店前のgoods売り場に並び、4時間かけてofficial Tシャツを買ったと言う。お、お疲れさん。。その後ふたたびsahの待つAvalonへ向かう。

途中のGreenではJETが演奏中。嫌いじゃないなあ、と少しだけ立ち止まって聞いているうちに雨が落ちてきた。他所様のシートを間借りしてこっそりレインスーツを着て、また移動開始。

ドラムとバンディエロの音が聞こえてくる。狭いAvalonは人がいっぱいで真っ黒になっていた。M.スザーノ+T. 沼沢+Y. 勝井。まだ始まったばかりらしく沼沢さんとM.スザーノの二人がステージにおり、勝井さんは袖で待機中。世界の沼沢は小一時間叩きっぱなしだった。すごすぎる。バンディエロも叩きっぱなし。聞きながら、時々自分がふっと上がるのが分かる。こういうのをトランスというのかなあ。終わってからsahを探す。沼沢さん好きなsahは興奮気味。「さすが世界のヌマザワ!あの人、きっとバカですね!(←褒め言葉です)」。天才と何かは紙一重ってことらしいです。しかしすごかったなあ。

山を下りてGreenに向かう。Frantz Ferdinand。「Do you want to」だけ聞きたい、と話してるところに遠くから「Do you want to」が聞こえてくる。そんな殺生な!Greenに到着した時には終わってた。すっかり気分が盛り下がった私は疲れも手伝ってワールドレストランでご飯を食べると駄々をこねて、アフリカ料理を食べる。クレープみたいな生地にソーセージとトマト、オクラがはいったものと、フライドポテトとビール。しかし空腹にフライドポテトが効いたらしく気分が悪くなる。

そんな藤一日目。
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追記(トラキャンset list:公式より転載)
july 28, 2006:fuji festival in niigata, japan (acoustic)
1. easy on the eye
2. got carried away
3. all the dark horses
4. easy read
5. how can i apply...?
6. wild mountainside
7. hayfever
8. leave me alone
9. i'm immortal
10. freetime
11. weightlifting
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追記2 (set list&support musician:公式より転載)
1. Fat Bottom Girls (Queen)
2. Too Late For Us Now
3. The Land of Pure Imagination
4. Go Your Own Way (Fleetwood Mac)
5. Wish It Would Rain
6. The Loser
7. Europa And The Pirate Twins (Thomas Dolby)
8. You Were Right
9. Free Ride (Edgar Winter Group) 
10. What You Don't Know About The Girl 
11. Creeple People
12. Pretty Please Me (The Quick)
13. Sandman
14. Funeral For A Friend/Love Lies Bleeding (Elton John) 

アルバムからの楽曲はもちろん、ロジャーがリスペクトするアーティストのカバーを含めた全14曲を演奏しました。バンドにはLinus of Hollywoodがベース、ギターはAaron Kaplan、ドラムは元インペリアル・ドラッグでロジャーと組んできたEric Skodisが参加。



by pea19 | 2006-07-31 23:24 | 音楽

N. G.なもの・人・場所を記録しておいて、近寄らないようにしたい。
by pea19

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