カル業師/朝日新聞071001
カル業師
フードスタイリスト飯島奈美さん
俳優の表情引き出す「演出家」
映画の中で、料理は俳優の感情を引き立てる大切なスパイスだ。もし、「初恋のきた道」に蒸したての「きのこギョーザ」がなかったら、チャン・ツィイー演じる少女の手作りに込めた恋心は十分に伝わらなかったはずだ。
「かもめ食堂」「東京タワー」に続き、公開中の「めがね」で、献立の助言や料理を担当した。〜
朝日新聞071001
実家で定期購読しているAERAに飯島さんの連載を発見したのは先日のこと。まだ『かもめ食堂』を観る前だったのだけど、その第1回に取り上げられたおにぎりの写真に心を奪われた。フィンランドのお皿に盛りつけられたそのおにぎりは絶妙な形でとてもおいしそうだったからだ。「シネマ食堂」というそのコラムには、毎回彼女がお気に入りの映画から1つメニューを選んでその作り方とエッセイが添えられている。どれもこれも簡単でおいしそうだったので、家族に黙って切り抜いて持ってきてしまった。そのうち単行本になるだろうけど、なんとなく。
初めてお顔を拝見したけど、ああ、この人のお料理が食べてみたいと思う雰囲気を持った方だった。絶対おいしいよ!
by pea19
| 2007-10-01 23:40
| 新聞