ほら、ここにいる♪
猫がひなたぼっこをしているのを見るだけでしあわせになる。願わくば、なでなでしたい。君に触らせてくれないか。
通勤路Bにある猫スポット。いつもは物置の屋根で「来れるもんなら来てみなさい」とばかりに悠々とひなたぼっこしている猫が、今日は駐車場にいた。伏し目がちで愁いを含む後ろ姿。ふらふらと近寄るとさっと逃げられた。くすん。
あきらめて歩き出す。
花梨の木のあるお宅の前に段ボールが置かれていた。
「ご自由にどうぞ」と書かれた段ボールの中に、花梨が何個か入っていた。
ありがたくいただくことにして、なるべく痛んでいないものを選ぶ。
花梨の写真を撮っていると後ろから「今日は猫はいーから!」という声が聞こえてきた。声がした方を見ると、ちいさな男の子と母親らしき人が、さっきの駐車場で猫を見ていた。彼もあそこが猫スポットだと知っているらしく、いつも猫チェックをしているのだろう。今日は急いでいるらしく、母親らしき女性が子どもを急かしている。そのうち男の子が走り出した。後ろからお母さんが「そうそう!そうそう!」と声を掛ける。それを見て、なんだか馬の調教みたいだ、と思う。おむつをしているのか、お尻の重そうな男の子がぽてぽてうれしそうに走ってくる。そういえばchungもあのくらいのころ、そうだった。何が楽しいのか分からないが、歩くだけで走るだけでケラケラ笑いながら楽しそうだった。私にもそんな時代があったはずだ。全然覚えていないけど。
通勤路Bにある猫スポット。いつもは物置の屋根で「来れるもんなら来てみなさい」とばかりに悠々とひなたぼっこしている猫が、今日は駐車場にいた。伏し目がちで愁いを含む後ろ姿。ふらふらと近寄るとさっと逃げられた。くすん。
あきらめて歩き出す。
花梨の木のあるお宅の前に段ボールが置かれていた。
「ご自由にどうぞ」と書かれた段ボールの中に、花梨が何個か入っていた。
ありがたくいただくことにして、なるべく痛んでいないものを選ぶ。
花梨の写真を撮っていると後ろから「今日は猫はいーから!」という声が聞こえてきた。声がした方を見ると、ちいさな男の子と母親らしき人が、さっきの駐車場で猫を見ていた。彼もあそこが猫スポットだと知っているらしく、いつも猫チェックをしているのだろう。今日は急いでいるらしく、母親らしき女性が子どもを急かしている。そのうち男の子が走り出した。後ろからお母さんが「そうそう!そうそう!」と声を掛ける。それを見て、なんだか馬の調教みたいだ、と思う。おむつをしているのか、お尻の重そうな男の子がぽてぽてうれしそうに走ってくる。そういえばchungもあのくらいのころ、そうだった。何が楽しいのか分からないが、歩くだけで走るだけでケラケラ笑いながら楽しそうだった。私にもそんな時代があったはずだ。全然覚えていないけど。
♪見えないし 行けない
けど、僕ら、今、ここにいる。
「ここにいる」/K. Nakamura
by pea19
| 2005-12-03 01:34
| 日々